| 現代は、原子力が多方面に利用されてきています。 放射線照射食品とはコバルト60やセシウム137のような放射性物質から出る放射線や、あるいは電子加速装置からでる電子線を食品にあてることで、殺菌や殺虫、または、作物から芽が出るのを止めたりして、保存性を高めることができます。食品においてはジャガイモの発芽防止に 放射線を利用したのが最初です。 ジャガイモやタマネギなどの発芽組織の細胞は 放射線の影響を受けやすく 他の部分の細胞は あまり影響されないので、商品価値を落とさず に発芽を防止することができます。 それ以外の食品ではウインナソーセージ・カマボコ・ミカンの殺菌等があります。健全性においては、食品添加物試験と同じく、微生物試験、栄養試験、 慢性毒性試験等の結果により総合的に判定するものです。 放射線を利用した食品には放射能が残らないのか? という疑問がでてきます。 放射線と放射能は異なるものです。 放射線は、放射性物質または放射 線発生装置から飛び出してくるエネルギーの高い粒子線や電磁波のことで 、放射能は放射線を出す能力またはその強さのことです。 放射線照射においては延長が非常に短い光と考えられる放射線をあてます。病院で使用されるエックス線と同じです。 人体にエックス線をあてても透視するだけで、放射線が残ることはありません。 安全といわれている放射線照射食品ですが、歴史から考えて見れば、軍需用で、食品を長期保存することが目的でした。安全性は確認済みといわれてますが、栄養成分が破壊され、食品成分の一部が変化して毒性を示したり、動物実験で体重の減少や生殖器官の異常、子どもの異常などがみられています。大規模でおこなわれているのでどんな方法が実際とられているのか不安ですし、「見えない」性質のものなので知らないうちに食べさせられることのないようにしていきたいです。 |